焙煎されたコーヒー豆は、通常焙煎後、少なくとも24時間はガスを放出する時間が必要です。この期間を「デガッシング」(Degassing)と呼び、この時に発生する二酸化炭素が豆から抜けることで、味が安定します。
ほんの1年前まで、コーヒーの香り成分は、1,000種類と言われていましたが、今では約1,200から1,300種類と言われています。そして、デガッシングをへて、さらにコーヒーの香り成分が熟成されるには、焙煎後、1週間から2週間かかります。
◆「焙煎したてのコーヒー豆が最高の状態!」と思っているのは間違い?
一般的に言われているのは、焙煎後のコーヒー豆は、おおむね焙煎から数週間は新鮮さを保ちます。
そして、焙煎から24時間から72時間後が最も風味が良いと信じられています。
しかし、アームズメソッド®のコーヒー豆は、コーヒーの香り成分が熟成されるのを待つため、深煎りなら約2週間、中煎りでも10日間前後の熟成期間をへて、最高の味わいになります。
そしてその最高の味わいが、密封した状態なら常温で約2カ月間続きます。
コーヒーの熟成や保管方法はその味わいに大きな影響を与えるため、コーヒー愛好家や私たち専門家は、これらの条件を非常に重視しています。
▼ご自宅で「雑味とえぐみのない」コーヒーを安心して楽しむには?
山王珈琲焙煎所では、コーヒー本来の味をご家庭で安心して楽しんでもらえるように、焙煎後のコーヒー豆を熟成させる意味、そして、「雑味とえぐみのない」コーヒーと出会うポイントなどを動画で解説しています。
今回の動画では、コーヒーを飲むとお腹がゆるくなる人や胸がドキドキする人、具合が悪くなる人がアームズメソッド®のコーヒーなら飲める場合の原因や関連性について、以下の観点から解説しています。
- コーヒー豆に含まれるカフェインの誤解
- 水分を含み過ぎた焙煎されたコーヒー豆のリスク
- コーヒーの雑味やえぐみの原因になる現地の水のお話
「雑味とえぐみのない」コーヒーを安心して楽しめる理由が分かります。
▼「雑味とえぐみのないコーヒー」を安心して楽しめる理由の動画
https://www.sanno-coffee.jp/movie/interview06.mp4