有機JAS認証、オーガニックで育てられたコーヒー豆なら、すべて安心なのでしょうか?
基本的に有機JAS認証を取得しているコーヒー生豆は、JAS法で定められた農薬以外を使用できません。つまり、現地から日本まで輸送する間に防カビ剤などの燻蒸をすることができません。「有機」や「オーガニック」のものは無燻蒸なので、カビ毒のリスクが高くなってしまいます。
日本に入って来る段階でかなりカビていて、場合によっては腐っていることがあります。「有機」や「オーガニック」とうたわれているほうが普通の豆より、丁寧に下ごしらえしない危険です。
山王珈琲焙煎所は、丁寧にその下ごしらえ=ハンドピッキングで豆を丁寧に選別、そして50℃のお湯洗いを行ってから焙煎を行います。
一般社団法人 日本焙煎技術普及協会代表、竹林利朗先生が解説。
なぜ、有機JAS認証豆、オーガニックの生豆でも洗うのですか?